避妊に失敗した、酔いつぶれてコンドーム無しで性行為をしてしまった、無理矢理な性的暴行を加えられたなど、避妊できなかった時、女性の負担は非常に大きいものです。もし妊娠してしまったら?中絶するにもお金はかかるし、お腹に宿った子をおろすにもかなりの勇気がいるでしょう。そんなもしもの時にお守り代わりになるのが、アフターピルです。婦人科などに行かなくてもネット通販で買うこともできるので知っておくと便利です。

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低用量ピルで大人気のトリキュラーとは

病室

トリキュラーというのは、ドイツの製薬メーカーが開発した低用量ピルの一種です。
服用すれば限りなく100%に近い避妊効果を発揮でき、安全性も高いので様々な病院で処方されています。

主な有効成分はエストロゲンやプロゲステロンと同じ働きをする物質で、女性の体内でホルモンバランスに作用することで効果を発揮します。
1日1錠を服用すると、少しずつ女性の身体を妊娠時と同じ状態に変化させ、本来のホルモン分泌量を減少させるので排卵が発生しません。

妊娠すると、女性の身体はそれ以上の妊娠を防ぎ、赤ちゃんが成長しやすいように環境が変わっていきます。
排卵が止まるのを始めとして、子宮頚管粘液の粘り気を強くして精子が侵入しにくくしたり、子宮内膜の成長を止めて受精卵の着床を防いだりします。
トリキュラーを服用するとこれら複数の変化が同時に起き、相乗効果で妊娠しにくい状態にすることが可能です。

低用量ピルは毎日1錠ずつ決まった時間に服用するのが正しい飲み方であり、これを守ることで99.7%という驚くべき避妊成功率を誇ります。
トリキュラーには21錠と28錠入りがありますが、有効成分が配合されているのは21錠目までです。
28錠入りの方は残りの7錠には何の成分も入っておらず、服用の習慣を忘れないために偽薬が準備されているだけです。

21錠入りは、封入されている錠剤を全て飲み終わったら、残りの7日間は休薬することになります。
8日目に入ったら新しいシートの1錠目を服用し、避妊を希望する間だけこのサイクルを繰り返していきます。
通常は休薬している間に生理が始まることが多いので、もし新しいシートに入っても一向に生理が始まらない場合は医師に相談してみましょう。

トリキュラーは正しい飲み方を守ればほぼ確実な避妊が可能ですが、実は避妊以外にも様々なメリットをもたらしてくれます。
女性にとって嬉しい効果ばかりなので、どんな症状に役立つのか知っておくと役立ちます。

トリキュラーは避妊だけじゃない!その効果とは

トリキュラーは世界中で避妊薬として使用されていますが、その効果は避妊に限ったことではありません。
女性に多いトラブルに役立つ効果も備えているので、どんなケースで利用できるのか見てみましょう。

避妊以外の用途として有名なのは、生理不順の改善です。
トリキュラーを服用すると、28日間にわたってホルモンバランスを強制的にコントロールすることができます。
生理不順の人は本来のホルモン分泌量が不安定で、バランスが崩れやすいために生理周期が安定しません。
このため生理不順になるのですが、トリキュラーによってホルモン量が安定すると一定の周期に安定しやすいです。

また、生理痛の緩和にも高い効果があります。
トリキュラーによって妊娠した際のホルモンバランスになると、子宮内膜の成長がストップします。
すると生理の際に剥がれ落ちる子宮内膜が少なくなり、痛みや出血量も多くなりません。
生理痛の原因は子宮内膜が厚く、剥がれ落ちる際のダメージが大きいことなので、トリキュラーのおかげでそれを防ぐことができます。

さらに、旅行や大切な試験などと生理日が重なる可能性が高い場合、トリキュラーを使えば生理日移動も可能です。
トリキュラーは錠剤ごとに成分量が異なり、服用するタイミングを合わせれば生理の開始を遅らせることができます。
成分の作用によって脳は妊娠していると誤解するため、服用している間は生理が起きません。
服用を止めた段階で妊娠していなかったことに気付き、その後に生理が始まります。
このメカニズムを利用すれば、早めるのも遅らせるのもある程度自由に生理日移動が可能になります。

この他、排卵が起きないことで卵巣がんや子宮体がんの発症リスクを引き下げることもできるなど、数々の効果を持っているので、病院で治療目的で使用されていることも珍しくありません。